ラゼックのデメリットや痛みについて

ラゼックとは

ラゼックとはアルコールなどの薬品を使用することにより、角膜上皮を柔らかくして非常に薄いフラップを作成する手術です。ラゼックで作るフラップは角膜上皮に作るのですが、ここは新陳代謝により生まれ変わる場所なので、最終的にはフラップが消失します。

ラゼックの長所は衝撃に強いことです。これらのことからスポーツ選手の多くは選択することがあるのではないでしょうか。特にボクシングなどの格闘技には向いているといえるでしょう。

ラゼックの短所が術後の経過です。普通のレーシックは痛みがなく、視力も数時間で回復します。ラゼックは目の痛みが数日続き、視力の安定も数日かかります。

またフラップが消失して角膜上皮が回復するまでの時間も気をつけなくてはいけないことが多々あり、紫外線には特に注意が必要です。

ラゼックを選ぶ場合

ラゼックを選ぶ一般の方は角膜が薄いせいで「レーシック手術」が受けられないためです。眼をおおう角膜は五層構造でできています。その三層眼の断面にレーザーを照射し、視力を調整する手術が「レーシック手術」です。

薄い方は膜の厚みが足りなく、レーザーの照射が上手くできないそうです。スポーツ選手で選ばれる方はラゼックの方が角膜の厚みが多く温存される場合があり、膜が厚い分だけ眼球の強度が保たれるので選ばれているのでしょう。

ラゼックやエピレーシックなら角膜が薄くても可能

ただ、一概にレーシックが受けられないとも言い切れません。ラゼックやエピレーシックは角膜をフラップに使わないため、イントラレーシックやケラトームレーシックに比べれば、角膜が元々薄い人でもレーシックを受けられる可能性はあります。

また、ケラトームレーシックよりもイントラレーシックのほうが、角膜を使ってフラップを作るとはいえ、そのフラップを薄く作成できるためケラトームでは受けられなかったとしても、イントラでは受けられる場合があるでしょう。

つまり、角膜の厚みが足りないことでレーシックが受けられないかもしれない人は、まずケラトームで受けられなかった場合にはイントラ、イントラで受けられなければラゼック、エピレーシック、アマリスZという順序で検討していくことはできます。

もちろん始めからラゼックやエピレーシックを受けるつもりでクリニック探しを始めても良いかもしれません。

福岡でラゼックが受けられるおすすめクリニックは?

ラゼックは「レーシック」より痛みはありますが視力回復効果はあります。デメリットは大きいですが「レーシック手術」を受けられない人には希望になることでしょう。

福岡で視力回復をしたい方は、良いクリニックの情報を集め、先生の意見を聞いて納得できれば受ける価値はあるでしょう。

※おすすめクリニック
・品川近視クリニック福岡院
・先進会眼科 福岡
・望月眼科
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